瞑想 ainonaka

こんばんわ～＾＾
沖縄は梅雨ですがー、今日もどんよりの曇り空、
でもその合間の澄んだ青空はとても嬉しかったりします。
昨夜はちらちらと、お月さんも見え隠れ。
いやーん、もうちょっと見せて(笑) ってそんな気分でしたのです。

さてここ最近ずっーと、ネットが繋がらない状況でした。
大雨の影響？でネットへの繋がりが不安定になってしまっています・・
きょうも諦め気味にパソコンをオンにしてみたのですが、・・やはりダメ～？

ところが、少し場所を移動したとたん！に
あらら、さくさくと繋がりまして(^^♪　やったね。


では今日は思考の作用について少し書いてみます。

思考の渦にぐるぐると巻きこまれているときは、なかなかクリアにいまを感じることが出来ないですよね。
過去の悔いや、未来の心配などで頭がいっぱいになり、またそこに恐れの感情が伴うと
体感的にも深みが増していき、とぐろを巻くような濃密なエネルギーとなって
そこに囚われるという状態になっていきます。

でも、例えばはっとする出来事、驚くような、ぶっとぶ出来事が、いま目の前に展開されるときっと、その思考はぶっとんでいまに戻ってくることができます。

思考の中にいる場合ではない！と(笑)

でもまたそのことが落ち着いてきたら、ぐるぐるとまわる思考へ戻ってしまう場合もが多いですね。ネガティブな思考はポジティブ思考よりも安易に考えることができるのでついついそちらへ向いてしまいます。

その強いネガティブな思考というのは、
その人がなかなか手放せない思い、執着から生まれていて、またその人の思い込みの度合いにより、その人それぞれの思考癖として存在しています。
それらはすべて、気にしなくては不安だと思う、なんとかしなくてはいけない、など恐れの気持ちが根底にあるように思います。

でも事実は、良くも悪くも、思考の正体はただのエネルギーなんですね。
そこに、思考という作用、、言葉を使ってそのエネルギーの意味づけをして、
更にそのエネルギーにどんどんパワーを与えてしまっています。
過去の癒されていない経験や記憶からそれらは、強い意味づけをされて強固な観念となっていきます。

考えごとを続けると頭が重くなり、実際に視界もクリアでなくなっています。
目で見てはいるけれど、実は存在するものをちゃんと見ていないのです。それは思考で作り上げられた架空の世界（過去）を見てしまっているからですね。

色々な、考え事や悩んでいるとき、自分がそのような状態にあるという認識がネガティブ思考のエネルギーから自由になる第一歩ではないでしょうか。

思考することや思考の内容に意味を持たせ続けることで、エネルギーを向けているとその思考のエネルギーはどんどんと大きくなっていき、いまのリアルな感覚から離れて、
思考が作りだす世界にハマりこんでしまうのです。

その偽りの苦しい思考の世界から抜け出すことが出来ればいまここに戻ってくることができます。
やはり自分自身の思考や感情に意識的（気付いている）でいることが大切です。

ただ、この思考、とても強烈なものもあります。
思い癖が強いとき、例えば過去の体験から似たようなことが起き、自ら危機的な状況だと判断したときとてもパワフルに動いてしまうときがあります。
頭の中では何度も何度も同じことを思い出し、思い返し、原因と結果を行ったり来たり、
右から左、左から右、言葉がぴょんぴょんとあっちへこっちへ落ち着きがなく、起きた出来事へのジャッジがものすごいスピードで行われています。

もともとは恐れがベースにありますので、自分自身への言い訳、他者や起きたことへの怒りや不満、そのようなことが壊れたレコード（古い？）のように何度も繰り返し行われ、
また過去の体験から浮上する感情も加わり、やがて肉体的にもとても疲れを感じてしまうものです。

思考をしているだけなのに、全くリラックスとは程遠いですね。
まさに我を忘れ、思考に支配されている状態です。

そのようなときの対処として、面白いことを発見しました。

不安や心配事があるとき、とても苦しいと感じます。
意識的であるつもりなのに、そこから離れることが出来ない。落ち着きを戻すことが難しいとき、
自ら、思考にどんどんとエネルギーを与えている状態です。
それをストップすれば途端に思考は供給源が断たれますので、静かになっていくのです。

思考の作用を観察してみますと、先ほども書いたように、原因と結果という言葉として意味のあるフレーズが頭の中を行き来している場合が多いように感じます。
（本当は、思考というのは支離滅裂なことが多いのですが、ここではフレーズに意味があると捉えて下さい）

そのフレーズを意味のないものに置きかえてみるのです。
頭の中ではあーだこーだと言葉のキャッチボールが行われています。
あーでもない、こーでもないと。それはエネルギーの動きですからあるリズムをもちながら行われています。

意味のない言葉、
たとえば、
あ～でもない、こ～でもない
あれだから、これだから など

思考から離れることが難しいとき、この意味のない言葉だけを、繰り返し頭の中で言ってみます。

苦しみを伴う思考をいきなり止めるのはとても難しいものですが。
でもその頭の中で行われている言葉をこのようにすり変えて唱えるようにしてみると
みるみるうちに思考のエネルギーがパワーダウンしていくようなのです。





ただ、これは個人的体験に基づいていますので、効果がどのように出るのか解りません(笑)
でももしかして誰かのお役に立てるかもと思い、
こうして、長々とでしたが書いてみました(^^♪


大きな幻想をリアルに感じ続けてしまっていたのは、多くの場合、思考の暴走によるものだと思います。
いかにそれを止めるか、
いかに今まで、幻想を現実だとおもい、恐怖や不安、絶望を選び自分や他人を責めていたか
きっと少しずつ気付いていけると思います。

気付いた時に、少し遊び心でやってみて下さい。

きょうも読んでいただきありがとうございました＾＾