わたしについて⑦

とまとま

2012年10月12日 23:53

 ※「わたしについて」は目覚めの体験談を綴っています。初めて読まれる方はこちらからどうぞ☆ 
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   わたしについて①

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得体のしれない恐怖

それは、自我の作用による二つのものでした。

一つは、この体験によりリアルに感じた感覚、
「すべては私だった」というその確信的な体験から湧いてきたもので、
個を感じ取る自我が、とてつもない孤独と恐怖を感じてしまったのです。

今まで、いると思っていた、あの人もこの人も 実際には存在していなくただ私がここにいるだけ、
頼れる人は、もう誰もいないんだ ← (こころの声)

まるで世界の中心で小さな自分がポツリと残されたような気分です。
昨日までは世界の中心でスキップをしていたのに・・

そしてさらにもう一つは
世の中の知ってはいけない、重大な秘密を私は!知ってしまった。

(笑)

なんだか矛盾するような、自我による、個としての感覚から湧いた孤独感と恐怖感は、
この体験を深く理解していなかったその現れでした。
感じたハートの感覚と、そのことを理解するマインドがうまく繋がっていなかったように思います。


この世のからくりを、疑いようのない事実として知ってしまった。
そこに孤独感と、恐怖感という感情が大きなエネルギーとなり、
個としてのわたしという意識が、小さなドアの中に追いやられるような、また、その意識が潰れてしまいそうな感覚に陥っていたのです。

自我というのは、自分以外の存在を通して自分という個の感覚を常に保っているので、それが最も危うい状況になっていましたから、もう、必死の抵抗だったのかもしれません。

体の全体から、細胞のひとつひとつから、内側から皮膚を突き抜け、まるで体中が
青緑色の冷え切った、固いエネルギーに包まれているようです。
そこから逃げ出すことができないのです。
ただ、そのまま 恐怖とともに佇んでいるしかありませんでした。
怖いの!怖いの!助けて!と、個としての私(ともみさん)が、とても苦しそうに叫んでいます。

時間が経ち、少しずつですが、その冷え切った固いエネルギーは溶けていきました。
でも体はまだ、ぶるぶるとしています。

そんなとき、ピーン!と思ったのです。

あっ! 母屋に行こう(笑)

また再びこのような恐怖感が襲ってきたら、阿部さんの奥様、智子さんが当時されていた
母屋というお店が自宅から車で10分ほどのことでしたから、自分が危機的状況になったときには
とにかく母屋に行けばいいと、本気で思いました^^

ほっとしました。こんなにほっとしたことはなかったかもです。

そうです。
この経験を体験した私よりももっと深く知っている人が、この近くに住んでるじゃん!(阿部さん)

※昨夜の眠れないときに、じつは阿部さんにこの体験の話をメールで伝えていました。
 すぐにお返事が来て、 「やったね!」 みたいな内容の祝福のメッセージがきていたのですが・・・
 その頼りの阿部さんでさえも、本当は存在しないと朝に感じた感覚は、個としてはとてもショックだった
 ようです。


そう思い出した時、体の力がぐわんと抜け、へなへなとなりました。

そして・・・・心臓はまだばくばくとしていましたが、一気にとても可笑しな気分になり、
あはは・・・あはは・・・あはは・・

はー、よかった、よかった、(T_T)


そして、私は自我が織りなす、深いマインドの世界から、またどうにかここに帰ってくることができたのです。


つづく・・・↓ ↓ ↓
      わたしについて⑧

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